1/18ファビアR5の続き。
今回のミニカーは大型なので、
デカール作成はまた一味違った難しさがあります。
車体の凹凸に大変左右されます。
よって、出来るだけデカールの枚数も減らすのですが、
その真反対の「分割する」という努力も怠らないようにします。
リアピラーのデカールのチリも大事。
ちょっとロゴを傾けていますが、リアピラーの回り込みを考慮したりしてます。
また、リアフェンダーに向かって角度が増しますので、そのアタリのロゴの角度も考慮しています。
ボンネットデータも結構苦しみが。
ボンネットの左右にあるダクトの凹凸に大変左右されます(^-^;
ロゴを並べては調整、また調整を繰り返します。
実は実車と寸法が違うこともミニカーでは良くある事なので、ソコを上手く妥協できるように改変したりしています。
大きく変えると精度が悪く見えますので、微妙に調整を繰り返します。
場所に寄っては再度作り直したりしてます。
そして、時たま印刷のテストも行います。
ボディのケガキがある状態で印刷して、ミニカー本体に当ててみたりします。
また、色合いがいいかも見なければならないです。
今回は、この部位は
上のデカールと下のデカールに分割します。
その上、その間に存在しているロゴは別途印字してストライプ貼り付けと段差を消した後に再び貼り付けます。
先ほどとはゼッケンデータが異なりまして
仕様に寄って存在しないロゴもチェンジできるようになっています。
飛び飛びで作業してたため、ロゴが足りていませんでした。
正確には、
1/18で印字した時に使用に耐える解像度のロゴが無かったのです。
改めて作成したりします。
本来ロゴデータはかなり大きめに作成して、大きいスケールにも使えるようにするのが僕の流儀なのですが
取材するまで正しいロゴデータを手に入れることができていなかったのです。
1/43では十分でも、1/18になると使用不可でした。
今回、更に3Dモデリングでパーツを追加します。
車好きならば解る、ボンネットピンです。
実はこのファビアR5のミニカー、
1/18でもボンピンが「デカール再現」になっていたんです。
実際1/18でもそういう再現のミニカーは多いのですが
ココまで改造するのにボンピンがリアルではない、はちょっと僕には悔しさが残るので(笑
ボンピンはボディのデカールを剥がす前に寸法をとってありますので、そのサイズで作成しています。
大変細かいパーツなので
1/24スケールで売り物になるかは???です。
試しに出力してみる必要はありますね。
さて、次回からデカール施工です。