1/18 ファビアR5 ラリーチームアイセロ、完成編その2です。
1/18ファビアR5は今回で最終回。
今回は、ラリー北海道2022でヘイキさんがドライブした仕様。
ガッチリ取材できたバージョンですね。
メカさん達にも詳しくお話聞けまして、色々疑問も解消しました。
全部も写真にコメントを書きませんが、お楽しみ下さい。
ターマック(ハイランド仕様)とはちょっと角度を変えて。
ラリー北海道は日本国内屈指のグラベルラリー。
ニュージーランドのファンガレイは大変フラットな路面が人気ですが
ラリー北海道は大変タフな路面。
両者の違いは、走り終わってからのマシン整備が全然違うという・・・
スイフト(HT81S)でどちらも参戦されたドライバーさんに聞くと
ラリー北海道走行後はフレーム修正が必要でした。
ラリー北海道における全日本勢は、ゼッケン番号が51番からになります。
インター勢(国際ラリー勢)が1番からになります。
なお、グラベルという事で車高高いです。
こちらのファビアR5の完成品は、それでもixoの純正より2~3mm車高を下げてあります。
また、マッドフラップも重要ですね。
前ドアのウィンドウは、センターのスライドが開くだけで、通常の車輌のように窓は開きません。
ターマックでも同じ写真を撮影してますが、
ラリーマシンのお披露目でこんなような写真を実車で撮ることがあるので
真似ですw
グラベルになると、やはりマッドフラップが映えますね。
このマッドフラップ、釧路のミヤケ模型さんにあった赤いプラ板を使用して作成しています。
何の資材課はわかりませんが、先代さんがご存命の時に仕入れていたようで、買い取らせていただきました。
真横が映えます。
どうも地面への反射がうまく行かなくて困惑しました。
猛暑で、この黒背景がなんかどんどん湿るかんじで、なんか反射が妙に(苦笑
では、ココからは斜め上ショットです。
は○しさんが、存命の時に取材していただいたデータを元に作った天井です。
僕が作った中で、もっとも大きいサイズのラリー北海道のミニカーです。
ボンネットのゼッケンも出来がいいと自負しています。
ラリー北海道では、以前はドア左右のゼッケンもインター同様のゼッケンだったのですが、JAFゼッケンを使用するように指令があり・・・・
そう、ボクも以前作っていた全日本ラリーのラリー北海道仕様は、インター同様のゼッケンでした。
また、更に前にさかのぼると、天井にもラリー北海道ゼッケンがあったんですよ。
市販されたタクマ氏の1/43BRZミニカーの、ラリー北海道ゼッケンはボクがちょびっと関わっています(笑
ホイールは3Dモデリングして出力。
タイヤはixoの純正をそのまま使用しています。
ホイールの構造もixoの構造、寸法をチョイスして作成しています。
オーバーフェンダーとグラベルホイール&タイヤ、そしてマッドフラップ。
The グラベルマシンです。
このアングルは、以前VABの1/18ラリーカーを作成した時に撮影した時と同じでして
結構ラリーカーである主張が強いなぁ、と思っていました。
折角なのでパシャリ。
ボクはラリーはグラベル派なのですが(自分で出るならターマックw)、
沢山ミニカー作ってきましたが、やはりここのバランス追求して遊べるのはビッグスケールならではですね。
スペアタイヤもちゃんとグラベルです。
ボンピンはやはりモデリングして作成してよかったなぁって思います。
キャンディ塗装でちゃんと実車感でますし、1/24でも出力できるデータ作成しようかなぁ。
さて、1/18ファビアR5はこれで終了。
今週末のラリー北海道2023で、ヘイキさんとサエコネンさんにサイン貰ってきますよ!
ボクがラリーに持って行くミニカーは大抵サインを入れてもらって完成なんです。
よって、コレクションで並べているミニカーは大抵サイン入りです(笑
そして、今回でこのミニカーを作成して納車するお仕事は終了なのです。
最後に、ヘイキさんとさえちゃんの駆るマシンを作れて、ちと嬉しいです。
10年以上作ってきましたが、市販ミニカーの状況等ももう限界を迎えています。
(杯盤になって消えていったり)
ボクも限界を迎えていますw
ラリージャパン2010が終わって、本当にラリーのミニカーは寒冷期に入ってしまいましたが
2023まで熱量を持てたのは良かったと思います。
さて、それではまた次回作で~