とはいえ、グリグリにウェザリングするわけではなく、雰囲気を古めかしく表現するものです。
作業前に、セミグロスクリアーを吹き付けて、ウェザリングが乗るように準備します。
作業手順としては、
本体をウェザリング
↓
彩度を上げるエアブラシ作業
↓
退色部位のエアブラシ作業
となります。
まずはウェザリングは、ウェザリングカラーを薄めてから本体に塗布。
乾かないうちに急いでティッシュでトントンします。
固定したら、ウェザリングの垂れ等を筆で書き込んでぼかします。
その作業の結果に寄って彩度をコントロールします。
今回はGXクリアーブラウンをかなり遠めから低圧で吹いて彩度コントロールします。
コントロール完了です。
天井側はクリアーホワイト多め、でしょうか。
これもやりすぎるとわざとらしくなるので注意。
このウェザリングを想定して、本体色を薄めの調合にしていたんです。
そして遂に、苦行に突入。
ガラスパーツのマスキングです(笑
全部ですのでカナリの枚数。
1日では終わらなかったです。
窓枠は、シルバーと黒の2種類あります。
間違わないようにエアブラシで。
一部のガラスパーツにはデカール貼り付けも必要です。
クリアー塗装で保護しておきます。
このアタリのデカールは、完成が近づいたなぁと実感します。
ガラスパーツは裏から丁重にクリアーボンドで接着します。
翌日、ボディとシャシの接着作業になります。
その接着もクリアーボンドを使用して乾燥を待ちます。
その乾燥待ちで、パンダグラフとかも作らなきゃならないです。
次回は車体完成編です。