今回は只管3Dモデリングと出力。
版権ものですから販売できるものではなく、あくまで個人のモデリングなのですが、
ダイの大冒険に出てくる「ダイの剣」をモデリングします。
サイズは1/12~1/10のプラモデルに合うサイズ。
どうしてこれを作るのかというと
いや、実は
こういった3Dモデリングパーツを作って販売しようと思いまして
まだブランド名も決まってないし、展開も決めてはいないのですが
既に試作品は出力済。
(販売品はモデリング内容を公開しない事にしようかなと)
僕にどんなモデリングが出来るのか、という紹介も含めて紹介するには、
過去作ではあるのですがダイの剣がいいトレーニングになったと思います。
段階としては、剣本体、鞘、塗装してキャラクターが装備する
という流れでしょうかね。
なお、ダイの剣も既に完成はしてるのですが、再び出力しなおして塗装中。
漫画等から形状を拾って、自由にモデリング。
まぁ、幅や長さは実寸は不明ですから、ある程度自由に決めていいでしょう。
版権をとるにはもっとツメてモデリングして、変更指示に従わなければならないのですが、これは個人ディーラーには版権が下りないハズ。
ツバや宝珠の埋め込み位置もモデリングしていきますが、
Hアイズをはめ込むことで宝珠部分は完成しますので
そこはピタリとハマるようにモデリングしないといけません。
また、出力に使いレジンによって、調整幅が変わりのも注意点です。
(ただし、3Dモデリングパーツでは軸や軸受はレジンの太りによって完璧には出ません)
ちょっとここはモデリング甘かったかな。
本当は中に軸を入れて、ざっくり削り取るのがいいです。
この時はモデリングにそういう発想が無かったの(笑
別の作品ではそういう発想に切り替えていってるので、もっと精度高いモデリングになります。
ただ、出力品で問題が出るレベルのものではないです。
握りの先端、石砕き部位のモデリング。
ラフトを使って作成するので、スケッチをいくつか用意していきます。
形状的にここまではそんなに苦労しないです。
むしろダイの剣はモデリングしやすい方。
コナン・ザ・グレートのコナンの剣や、ロトの剣になるとえひと難しくなっていきます。
ドラゴンの紋章のモデリングをします。
この紋章がHアイズの奥で光っていればOK
剣の根元の段差をなんとかしなければならないのですが
後から「なるほど」と思ったのですが
まぁこの辺りも経験なのでしょうか。
スパンと切り落とすことで簡単に再現できるんですね。
刃の部位とツバの部位を別々にモデリングすると何かと便利ですね。
ちょっと形状変えるだけでした。
もっと慣れていけば自由に形状を決めれるものですね。
作るものの形状をよく見極めてモデリングしていきましょう。
綺麗にできあがりました。
こちらをSTLに変換して、3Dプリンターのスライサーでチェックします。
STLのエラーが無ければ剣本体はOKですね。
こちらは試験出力しましょう。
次回は、鞘編です。