ジェイナス号の続き。
夢中でモデリングした結果、出力テストまでこぎつけています。
今回はエンジンから。
ブリッジの電飾はそんなに難しくないと思うんだけど
エンジンまわりはちょっと工夫しないと、でした。
ノズル内部の発行する面サイズを変えることで、ノズルの形状の差異、メインなのかサブなのかという差異も付ける事が出来ました。
ノズルの違いも設定に近いかなぁ。
好みで色々変更しましたが。
あと、メインブリッジのある区画の底面のディティールです。
難しいというより、どうスジを入れたらよいのかピンとこないんです。
戦艦のモデリングとか、初めてですし
戦艦のプラモデル自体殆ど作らないもので・・・(笑
ただ、スケッチをケチらないでサクサクケガキ線みたいのは作って行ったほうが良いです。
大分設定と違いますが、出力の事も考えてのディティールにしました。
あとから触れますが、どう出力するかも結構難しく。
一応考慮しながらモデリングしてきましたが、基本的なモデリングはここまで。
次からは、模型にするための細かい変更や分割等を見直しながら、部品をSTLとしてエクスポートしていきます。
エンジンの基本モデリングは出来ていましたが、
このLEDユニットを内蔵することを忘れてはいけないのです(笑
この為に苦労しましたからね。
勿論初めから内臓予定でエンジンサイズとかも検証した結果、図面を起こしていますので
まぁ、うまく彫るだけです。
分割していた部品をいよいよブーリアン演算で組み立てつつ、ブロック化していきます。
これも良く吟味しながら作業していきます。
演算したら、まぁ自分の中での移動量を決めて、部品をサクサク移動したりして作業を進めます。
(例えば僕の今回の作業の場合、エンジンの部品は下に50mm 横に70mmという決まった移動量で行き来しています。元に戻しやすいでしょう?)
試しに出力してみたエンジンです。
エンジン本体は3分割、中身やダクトの部品は別途出力。
組み立ててみました。
彫ってみたLED穴に落とし込んでみます。
こういった設計の外にある部品の組み込みはテストしたほうが良いですね。
左がクリアーパーツになる予定の、ノズルの軸。
光を受けて透過してくるわけで。
で、上からかぶせる、ノズル周辺のディティールプレートパーツ。
試しで出力はしてみたものの
イマイチレジンの流れも悪く、別途出力方法を変更してみました。
こちら。
バリは出るものの、組立精度がハンパなかった。
場所によってはこういった「サポート材」を付けない出力も有効です。
(プラットフォームに直、なので剥がす道具も良く考えてくださいね)
貼りを削るなんて簡単ですから、それと同時に3Dプリンターのパーツ出力の宿命
「積層痕を消す」も行います。
まぁ、レジンキットって思ってください。
表面処理は必要なのです。
出力してそのまま使えてる訳ではないんです。
パーツ単体精度が高い、同じパーツを複数出力できる といった利点を利用しています。
色々穴があります。
中央付近は、出力時のレジン液を通す穴、そして前方ブロックを裏から接着するためのホールでもあります。
小さい穴は、実はこちら側に有効なものではなく、反対側に有効な
真鍮線を通す穴です。
エンジン後方のカバーを固定するためのピンにするもの。
何でこちら側に穴が?ってなりますが
これも3Dプリンターで出力する際の、レジンがつまって穴がなくなる事態への対応なのです。
ピンバイスで貫通させて利用します。
船体とエンジンブロックを接続するチューブは、この様な真鍮管を使用します。
設計で少々の遊びを付けて、抜き差しをスムーズにしてあります。
きつくてもダメ
緩くてもダメです。
まだ後方カバーのバリ等の整形はしてないですが、
LED点灯テストです。
かなりの光量ですから、
迫力あるエンジンの発光を期待できます。
先ほどの、真鍮線のピン(ダボ)のお話の続き。
この様に貫通して、真鍮線で接続します。
ピンの多さ、位置のいびつさは
方向がおかしくならないように、解らなくならないようにと言った配慮です。
かならず差し込める角度が決まるでしょう?
こちらはエンジン前方なのですが、特にピンは無し。
ただ、凹んでいるところから、真鍮管を通す穴をそのままレジンを流す穴として利用しています。
こちらの面は接着するだけです。
再び組み立ててみました。
本当はもうサフできるんですが
船体全体が組み上がるまで待とうかな?と思ったりもします。
新しい部品を出力しながら、先日出力したパーツを磨く、といった作業工程。
エンジンからだんだん前に戻って行く3D出力(笑
実は、このチューブの接続ダボを作っていく関係上、そうなってしまったのです。
今回はエンジン前までのドッキングカーゴ部位の出力。
ノズルパーツも出力してみたので、差し込んでみてます。
これは発光が楽しみですね。
発光に関わる塗装部位を付けないといけないトコロがありますが、まぁ出力さえ出来てしまえば、といったところ。
それではまた次回♪