2023/6/29より釧路市内で開催された2人の個展
模型二人展
が開催され、お邪魔してきました。
釧路市内でココまで濃い模型展示会は中々無いです。
さて、入り口。
階段を上がってギャラリーに入ると、三宅さんブース、久村さんブースに別れていました。
まずは、釧路でミヤケ模型を営む、三宅さんから。
三宅さんの展示は、模型とその写真というスタイル。大変おしゃれ。
拡大された模型のアングルも楽しめ、模型そのものの精密さを体験できるギャップが魅力です。
例えば、スターデストロイヤーとデススターは、どちらも大変小さい模型ですが
背後のパネルの写真をみるととてもこんなサイズとは思えないですよね。
パネル単体での鑑賞。中々の迫力です。
模型単体を楽しみます。
デススターの精密さに舌を巻きます。
ですが、これはキットそのままで塗り分けただけなのです。
スターデストロイヤーも、デススターをさほどサイズが変わらない模型なのですが
艦橋当たりは特にやばいディティール。
これもキットのままなのですよ。
次に、タミヤの新作の240Zです。
本人が作成する時は、何色にするか結構悩んでいましたが、マルーンになりました。
そしてマルーンで正解でしたよね。
この白背景のパネルの中の240Zに飲み込まれます。
エンジン等も作りこんであります。
僕はボンネットを透明にして、グラデ塗装したいなぁって思ってるんですが
透明のボンネットどう作ったらいいのか(笑
紅の豚より、サボイヤS21F
前期型はS21ですが、後期型、要はフィオが改修した機体がこちら。FはフィオのFなのです。
中々撮影画難しい(笑
これが精一杯でしたwwww
ミヤケさんの大作は、この平等院鳳凰堂。
他にも東京駅を作られたりもしてましたが、平等院鳳凰堂は圧巻です。
本物みたいでしょ?
ちゃんと木製模型なのです。
故に苦労も結構あったようです。
凄いディティール
なんと言いますか、本物の建築のようです。
見所は沢山あるのですが
こういう部位をあえて注目するのも楽しいです。
屋根も苦労してるそうです。
木製の模型なので、やはり水で湿らせて反りを代えたり直したり。
では、ろうがんず杯にも参加した
久村さんの作品に。
久村さんの作品は、圧倒的名情報量。
それらはジオラマなのですが、今回はジオラマの中から情景を切り出して撮影することにしました。
どの角度からも楽しいのですが、僕が見て気に入った角度から紹介していきます。
僕はコクピットのヒップがオキニです(笑
しかし、
角度を変えると違う情景が。
僕は羽の上でギターを弾こうとしてる人は
実は弾けないって思ってます(笑
見る人に寄って色々と見え方も換わってくる面白さが久村さんのジオラマです。
1つ1つをキチンと仕上げていくことが、作品の出来の秘訣かなぁと。
こちらのタルは、久村さんはワインが入っている設定なのだそう。
しかし僕には、中には踊りこの女子が隠れているように見えました(笑
また、戦車への搭載物の違いも目が行きます。
お宝を載せて走っています。
こちらは、僕が今回一番気に入った作品でした。
みんなで並んで写真を撮るかのようでしたので
当時撮影した写真感にしてみました。
現存している写真、というイメージですかね。
そして
久村さんは、作品にメッセージを入れるようになってきた、と。
平和を願う言葉を書き込んだりもしていて、大変心に残りました。
僕らモデラーは、戦争に使う道具を確かに作りますが
戦争は嫌いなんですよね。
今回の展示会は大変心に残りました。
それではまた~!!