実は、5月に一応完成させたジュノーンを
完全に完成させる案がスパスパと思いつきまして
一気に作業して仕上げ作業を行うことにしました。
関節の強度とか、武装の持ち方とか
いろいろ変更します。
まず、パイドルスピアの持ち手を変更します。
ジュノーンの説明書のままですと、パイドルスピアを立てて、のポージングのための物のようです。
そこで、一応キットに付属している未使用パーツ「バッシュのグリップ」を使うことにします。
もう分解不可ですから、切削加工と真鍮線で強度を確保。
次に、肩の強度と不足パーツのお話。
実はジュノーンは、背中から動力パイプが生えていて、肩の内側につながるのです。
何かジャバラなパーツが良いかとも思っていたのですが、キット付属のソフビパーツを長さを合わせてセットすることにします。
差し込み式ですから、ポージングによっては抜き取ればよいです。
なお、左右で差し込める量は変わりますから、よく現物に合わせます。
なんと作業不足で合わせ目がヒケています。
というのも、合わせても隙間が生まれたりして密着させにくいものですから
パテがヒケちゃうんですね・・・これは塗装をはがして補修するしかないです。
ヒケにくいと評判の、フィニッシャーズのパテをゲット。
肩の内部アーマー作成にも使用してみます。
肩内部のボールジョイントに一緒に挟み込みます。
プラ板でステーを作成して密着ですね。
あと、膝の裏側、二重関節にしたがゆえの悲しい隙間を埋めます。
何かしらの物体を3Dプリントしようと思っていたのですが、現物合わせでサクサク削り出したほうが速かったです。
ここはちょっと拘り過ぎていました。気持ちもスッキリ。
腕の保持力を変更します。
実はボディ内部のポリキャップと、肩の軸は
全然径が合わないためユルユル
暫定的にマスキングテープを巻いて調整していました。
軸にプラペーパーを巻いて(接着してます)太さを調整。
いまや非常に頑丈な関節になっています。
二の腕は再研磨。削ってヒケが消えない場所はパテします。
肩のアーマーのボールジョイント接続と、動力パイプの接続。
左肩は、実剣のマウントのピリキャップが入っていますので、短いのです。
右側は長めです。
ビタァっと固定できました。
ですが、ちゃんと可動もします。
肩アーマーと腕は独立しているようなものですので、制限内で腕も動きますし
ポージングのために動力パイプは抜いてもOKです。
二の腕も修正完了です。
物理的な作業はここまででしょうか。
次に、ずーっと飾っておいて気になったところの塗装修正。
ジュノーンは緑色の塗装が結構キモですが
もともとグラデーションにしてはいましたが、どんどんその効力を失っていました。
が、あとからこのようにスモークで作業すると非常に綺麗にグラデーションすることができました。
ベイルの緑色の部位についても、同じようにマスキングしてグラデーション作業をおこないます。
ボディ表面のクリアー層を、スポンジやすりで研磨して、表面を整えます。
仕上げにセミグロスクリアーを吹き付け、組み立てに入ります。
次回は完成アルバムです。
ちょっと宣伝