クラフト粒子散布中

ガンプラ工房 クラフト粒子の、ガンプラ作成日記

光の剣、試作(2) クリアーブルーと鞘と

さて、光の剣(仮)の試作が進んでいます。

昨夜はクリアーブルーのレジンが届きましたので、試験出力。

レジンの色は大変綺麗なので期待してます。

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出力後、2次硬化したところ。
一応もうサポ材はニッパーでカットして、表面の研磨済みです。
今晩、クリアー塗装してみますね(^-^

 

そして

 

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鞘なのですが、この様に刃の部分を覆う形の鞘になります。

そして、この鞘もクリアーパーツにしてみようと思っています。
こちらも今晩出力しますから、結果をお楽しみに。

腰のベルトも試作中。こちらはもうちょっとまってね。
軟質素材にするために、ちょっと形状ツメてます。

光の剣、試作。クリアーパーツ出力で。

 

ワクチン打って
どうも調子が悪いどうも僕です。
昨夜も寝込み・・・・

 

ちょっと写真取材にいったりして土日も時間が取れず
作業をホウチンミンしているかのようですが、ミニカーのデカールデータ作成に忙しいナウです。

さて、その他に、霧松屋の新商品も作っていまして

 

クリアーレジン(緑、青、赤)にて出力するワンパーツ製品を準備しています。
「光の剣」です。

ただ、今回は新しいレジン「ゴムライクレジン」を手に入れたこともあり、腰に下げるベルトパーツについても考えていたりします。

 

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出力後のパーツの表面をヤスりまして、クリアー塗装するとこのような状態になるんです。

この状態にするには、表面の積層痕やサポ材除去を綺麗に#600、
仕上げにタミヤのスポンジやすり#1000、の後にクリアーを2回吹いてます。
#2000とかで研磨してからですと、もっと透明度が出ると思います。

 

面白いでしょう?
実は積層痕は表面のみで、中身は大変綺麗に積層されているんです。


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試しに2本出してみましたから、

この様に二刀流にも丁度いいサイズですね。

なお、今回は武器の握りについてもシンプルで、様々なハンドパーツに対応できるようにしています。
メガミデバイスだけでなく、30ms含めた他のモデルでもイケると思います。

クリアー塗装は、焦らず刀身部分、柄部分を分けて行えば大丈夫ですよ。

 

腰に下げる鞘とベルトについては、別途開発するのですが
どの色の剣でも共通パーツ。
僕はなるべく剣の塗装がはがれたりしない様に、鞘はクリアランス多めにするのがお好みですので、ちょっと造形をツメるのを待っていただけたらと思います。

まだ、鞘もクリアーですともっとおもしろそうですから、そこもテスト出力して決めようと思うんです。

 

まずは本日、別の色でも出力して揃えてみますね(^-^

MG ゼータプラスC1(5) フトモモ加工はキモ

さて、このブログを書こうと思ったら、(4)の方を放置になってしまっていたことに気が付いたわけです(笑

通常運用に戻ります(笑

今回は、フトモモのロール軸加工についてです。

皆さん結構このロール軸を追加する加工をしていらっしゃるのですが

僕もご多分に漏れずこのロール軸欲しい!ってなった訳で
股関節の3Dモデリング時点でこの仕様に決めていました。
あとはクリアランスの問題です。

まずは、ロール軸の説明から。

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元々のフトモモの内部にパーツを追加して、この様に股関節のユニットに差し込みます。
まぁ確かに、これだけだと簡単にロール軸は追加できるのですが、問題は外装ですよねf:id:rallyjapan2010:20210910105003j:image
膝部分は切り離して、フトモモと別のユニット化します。

フトモモそのものは左右に動くだけで、中身がロールしても動かない、が理想です。
フトモモ外装を固定するホールパーツを3Dプリンターで出力し、接着します。

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フトモモは、ちょっとクリアランス広げるために
合わせ目を広げて固定します。
フトモモの合わせ目の隙間は普通にプラ板でつないでるだけですよ。


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こんな風になるんです。

本体側にこの足を差し込んでも、フトモモは回転せず、横から見てもポリキャップが見えず。


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組み付けるとこんなかんじ。
フトモモの軸は内部で全体的に回転しても
フトモモの外装はそのままです。
大成功。


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解りやすく、まだ中身はメカサフ吹いてませんが、横から見ても内部が見えない。
かなりオキニ。
以後、ゼータプラスを作っていく場合はこの3Dパーツを出力して同じく組み立てていく、となりますね。

A1も作ろうっと。

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股関節とフトモモの処理が大変見栄えがするように。
なお、足は極端に開く仕組みではないんですが、40度も開ければ十分じゃないかと思います。


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横から見たとき、腕のあおりと足の位置がスタイリングに影響しますが、いい位置になったと思います。

これでもバランス調整必要なら、またメインフレームを3Dで調整して出力すればいいんですよ。


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足を組み立ててみました。
いよいよディティールの精査やスジボリの計画と立てていく状態・・・

MGのゼータープラス、こんなわけで
かなりかっこよく変わりますよ!!

 

次回は・・・・まだ未定(笑
(追いついちゃった)

MG ゼータプラスC1(4) メインフレーム再修正

大変失礼。
記事を投稿したはずだったのですが
写真だけ、という(笑
もう一度書き書きしていきます。

救急車を呼ぶ事態になって、続きを書こうとするまで忘れちゃってました(^-^;

一番初めに、メインフレームの基礎設計をして
そう、実は設計変更を容易にする為に、簡単にパーツずらし(モデリング上)で調整できるようにしてあったのです。

 

そこで、もうちょっと胴の長さをツメて、再出力。

今回は一番新しいSKタフレジンを使用しました。
股関節の軸もキメに行きました。

 

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わき腹も、4Kプリンターで再出力したもの。
(こちらはノーマルレジン)

圧倒的に綺麗ですし、そんなにヤスリをかける必要もないんです。

3mm軸で接続していますが、塗装が終わるまで接着はしないです。

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ディティールも追加して決定版です。

というわけで、仮組をしてゼータプラスの姿にしていきます。
結構外装パーツもエッジ出しなおしとサフの作業をしていた訳です。

また組み立てて見て、ディティールの追加やスジ彫をしていくので、どちらにしろ必要な作業です。

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上半身を組んでみました。
パチ組ですと、上から押しつぶされたようなスタイリングだったゼータプラスも、大分改善されて


ゼータに引けを取らないでしょう(笑

股関節のユニットも大げさに目ますが、組み立てると纏まりが良くなりますよ。


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パーツの線が縦にとおってると思います。

ノギスで測ったりして色々調整した結果です。

首はやはりちょっと改良がいるかな。頭部の動きが悪い。


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ウェーブライダーユニットを取り付ける部位を補強したいんだけど
組み立ててからちょっと考えてみよう。

あとは、お尻のアーマーですよね。


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腕を付けてみましょう。

ゼータプラスのスタイリングを難しくしているのが、フトモモに到着のビームガンですから、腕が広がらないように調整するのがキモです。
しかし股関節も内側に入りすぎですから、なんとも難しい話。
一番調整できるのは


ビームガンをリデザインすることですが、ゼータになっちゃって面白くなくなるので却下。


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今回新たに試作して採用した、ハンドパーツ。
このゼータプラスC1のサフは2種類に分けてるんですが
色分けが解りやすいです。
作ってる僕も間違えにくいです(笑

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腕の位置を真正面からみると、フトモモの根元から結構離れているんです。
ここまできたら、それなりの立ち姿を演出できると思います。

 

さて、次回は、ちょっと大変なフトモモ

MG ゼータプラスC1(3) 腕、アレコレ

股関節の流れから、かなり必死にフトモモまでパーツを作ってきましたが
腕についてはまだ手を入れていませんでしたね(笑

 

今日は腕をメインに弄って行きます。

 

まず、ゼータプラスのスタイリングを変更する簡単なパーツ

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リングスペーサーなのですが、これは肩幅を広げて調整するもの。

あと、肩の軸も延長作業します。

軸の形の追加パーツを先端に接着して真鍮線とおせばオシマイではあります。

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で、2mmと3mmのスペーサーを出力してみましたが、3mmにしました。
こんな風に腕の付け根に挟み込めばいいのです。


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軸の延長も単純。
同じ径のパーツをモデリング出力して先端に接着。

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肩幅はこんな感じで広げただけです。

ゼータプラスのスタイリングは、フトモモに装備されるビームガンによるところが大きいのですが、腕を横にハの字になりにくい様にしてあげればいいと思います。

結果、設定画のように肩幅がある「雰囲気」も醸し出せますし。

 

さて、ここからがっちょっと重たいです。


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純正の可動指ではなく、固定形状の

あずましい(w)握りこぶしを作りました。

軽く握っていつ感じのコブシで、自然な感じが出るように 小指に行くほど内側に畳んでいる感じ。

こちらは、改良後に発売になりまして、
↓こちらで販売中です。

kirimatsuya.booth.pm

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極端に表現せず、こんな風にじんわりしたコブシです。
手の甲は別バーツで、少し浮くように出来ています。

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手の甲の浮きはこの位です。
塗装分けも楽ですし、手の甲の隙間がちょっとメカ感でます。
今回は軸は5mmのボールですが、4mmもありますよ(笑


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表側はこんなかんじ。
こちらも指の付け根に少し隙間が出ます。
隙間を消したい場合は、コブシ側の段差をヤスリで削り落とせばOKです。

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ギュっと握っていないので、ある程度の武器は持たせることができるかと。
ビームサーベルあたりは問題ないかな。
あと、実は軸に角度が付いたものも付属するので、
武器の構え方、ビームサーベルの持ち方を軸で変更することができます。


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試作品をゼータプラスの腕に差し込んでみたところ。
腕が収納されるという変形ではありませんから、この位のサイズが丁度いいかも。

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手の甲の段差は、この段差があるから出る、という仕組み。
手の甲のホール自体は、緩めにしてありますので要接着です。
(他の拳の甲を流用するかも?とちょっと考慮して)

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こちらは試作品なので、ちょっと軸を長くしたのですが、
写真よりもう少しだけ拳が密着します。

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さて、腕のヤスリ掛けに戻ります。
うーん、凸モールド消しました。
ヒケを消すのに邪魔で・・・・

まぁ、プラ板等であとから貼りなおせば良いです。

 

さて、次はメインフレームの修正です。

MG ゼータプラスC1(2) 股関節改修

MGゼータプラスC1、続きです。

フレームを作り直すと、おのずと股関節の改修も視野に入ってきますが

今回はフトモモのロール軸まで一括で管理するように設計してみました。

 

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ポリキャップを仕込み、接着できるように
分割パーツで出力。
腰部ビームガンの為の軸も用意しています。
センチネルの設定ポくなってきました。

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こんなふうに。
余分なポリはカットします。

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ちょっとゴツめにしてみたのですが
ビームガンの装備と、この股関節は丸見えになるので見栄えも気にして。

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足はこのように付くのですが、そのためのパーツも勿論考案しています。

MGゼータプラスの弱点の、足を開けないといった部位をこれで結構克服できるかと。
なお、全開で股関節を開けるようになるわけではないです。45度くらい?は開けるはず(設計上

なお、フトモモ接続部も内部メカが解るように出来ている・・・・ハズ(w


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試しにロール軸をプラ棒で作ってみたところ。
このアナログ試作を元に、デジタルパーツを設計します。

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これが、フトモモのロール軸を再現する軸パーツ

内部フレームにオラァっと接着します。

が、今となっては挟み込みパーツにしちゃってよかったなぁ・・・

作っていて思います(笑



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完成品ではないのですが、一定の寸法でつくった
フトモモ可動軸のメクラパーツ
横から見たときの内部メカ感と、
実はこれから加工するフトモモの外装のロールの為に作成しています。

(あとからわかってくるはず)


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こんな風に軸に挟むことで、フトモモの外装のロールを固定しようというもの。


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フレームのメカ感もあるでしょ?
ポリキャップに被さる仕組みです。
内部ではポリキャップのセンターに軸が通っていると。


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こんな風に、膝のロール軸に様に見えるのです。
しかし、実質フトモモの上に軸があるのです。


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アナログ試作ではこんな感じ。
軸の長さも見なきゃならなかったので、それなりの試作が必要でした。


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 ちゃんとパーツがかぶさると、膝上は横へのスィングのみの可動に見えるでしょう。

 
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大まかなプロポーション変更は、ここまで。
(微調整はします)
左がパチ組、右がフレーム改修後。
頭部の位置や角度も、お腹の中のパーツで固定できるように追加パーツを出力します。

ゼータプラスの膝にロール軸を入れるのは作例でありますが、方法は様々。
今回の改修はちょっと面白かったですよ。

次回は、腕編 です(笑 

MG ゼータプラスC1(1) フレーム修正

今回のお題は、MGのゼータプラスです。
パチ組を並べて、うーんどう修正するか
といった部位が多くて、いまいちスタート出来ない物でしたが
ツィッターで見かけたり、最近はモデグラに作例が載りまして
やっと自分なりのゼータプラスをスタートできそう。

 

で、一番初めに行ったのは、フレームの修正なのです。

 

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ある程度変更可能にモデリングして、まずは試作品を出力。
これから長さ等を変更していくことになりますが、まずはここを出さないと先に進まない。
はい、非変形モデルでいきます。
変形後は別途固定で作ったほうが良いなと。

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そして、わき腹。
こちらも大きく改修することにします。
実は上半身が特によろしくなく。
上からバフーンとつぶしたようなプロポーションになっていますから、そのあたりを全て修正したいのです。

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で、わき腹もモデリングしてテスト出力します。
大分長さが変わるのです。

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フレームとのマッチングを見ます。
この辺りは、お腹の中にセットするブロックでプロポーションが決まる形になりますが
股関節の接続も大きく影響します。

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お腹の長さも、頭部の位置もこの段階で調整幅を見ます。
頭部は、首位置を後方、頭部自体はプラ板挟み込みで延長です。

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で、ちょいと股関節軸も追加してみました。
これも位置決めの為にただの棒ですが
お腹が長すぎるので、あとで修正になるかな。

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 リアアーマーの取り付けも考慮しなきゃならないのですよ。

 一応メインフレームはこんな感じですが、
ディティールも増やしたりして行きますので本番パーツはかなり変わります。

リアアーマーが、背中接続というのがちとイマイチですので、
マウントを別途開発してお尻に移動しますかね。

次回は、股関節編です。